2016年08月12日
ラスト・アタック ~ 伊平屋島で生き続けた特攻隊の生き残り、飯井敏雄さんが建立した慰霊塔
沖縄県最北の有人島、伊平屋島。
言葉を失うほど綺麗な海に囲まれ、
平和な日々が続く島ですが、
太平洋戦争の末期、
特攻直前に撃墜された日本軍人が、
この島に流れ着きます。
日本海軍少尉、飯井敏雄さんは、
島の人々の助けにより九死に一生を得、
戦後、故郷に戻り生活するも、
伊平屋島の人々から受けた恩が忘れられず、
定年退職と共に夫婦で島に移住、
伊平屋島の役に立ちたいと、
島の人々と交流を深め、
その生涯をこの島で終えたそうです。
島の南側に位置する野甫島に居を構え、
島の高台に戦没者を供養する慰霊碑を建立、
戦争とは何かを見つめ続けていたそうです。
飯井敏雄さんが建立した、野甫島の慰霊塔
今は空き家となっている飯井さんの住居は、
生前お世話になった島の方々が、
綺麗に掃除して守り続けています。
その飯井敏雄さんの数奇な運命を追った、
ドキュメント番組が終戦記念日に放送されるそうです。
飯井さんと島の人々のつながり、
必見の番組です。
Posted by はじめ at 00:51│Comments(0)
│伊平屋村
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